※画像はiBooksより
5月29日に、iBooks向け電子書籍としてiTunesに「バイブル絵文字」(Bible Emoji: Scripture 4 Millenials)」が登場した。
「聖書の教義を楽しく広めたい」との目的から誕生し、旧約・新約をあわせた計66巻のジェイムズ王訳の聖書を、絵文字とネットスラングに置き換えた。
ちなみに公式サイトでは、聖書の一説を入力すると、絵文字に自動翻訳してくれるシステムも公開されている。聖書では「神」は男性の「he」となっているが、絵文字バージョンでは性別はわからなくなっている。
この電子書籍の製作者は、「絵文字の良い所は性別や人種を限定しない事です」とフォーブスの取材に語っており、ツイッター上で@BibleEmojiのアカントで約1年間活動している。
3,000ページで構成されている『Bible Emoji』はiTunesのみで販売されているが、Google Playストアでの販売は却下されたという。
絵文字版の聖書は、スマホに親しむミレニアル世代には好評で、主教関係者にも改めて聖書そのものが持つ大きな謎に目を向けさせる作品となっていることで注目を浴びている。
<書籍概要>
■Bible Emoji: Scripture 4 Millenials
iBooksリンク:http://apple.co/1PD291q
公式サイト:BibleEmoji.com
【参照記事】
ForbesJAPAN:http://forbesjapan.com/articles/detail/12414