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電子書籍の書評ランキング

『このミステリーがすごい!』大賞

第1回(2002年)

金賞:浅倉卓弥『四日間の奇蹟』
銀賞・読者賞:東山彰良『逃亡作法 – TURD ON THE RUN』(『タード・オン・ザ・ラン』改題)
優秀賞:式田ティエン『沈むさかな』
隠し玉:上甲宣之『そのケータイはXX(エクスクロス)で』
最終候補作:島村ジョージ『熱砂に死す』、香住泰『俄探偵の憂鬱な日々』

第2回(2003年)

大賞:柳原慧『パーフェクト・プラン』
優秀賞・読者賞:ハセベバクシンオー『ビッグボーナス』
最終候補作:横山仁『昭和に滅びし神話』、島村ジョージ『愛は銃弾』、浜田浩臣『葡萄酒の赤は血のかほり』

第3回(2004年)

大賞:深町秋生(古川敦史から改名)『果てしなき渇き』(『果てなき渇きに眼を覚まし』改題)
大賞:水原秀策『サウスポー・キラー』(『スロウ・カーブ』改題)
優秀賞:該当者なし
隠し玉以外での出版:町井登志夫『血液魚雷』
最終候補作:深野カイム『パウロの後継』、サワダゴロウ『オセロゲーム』

第4回(2005年)

大賞:海堂尊『チーム・バチスタの栄光』(『チーム・バチスタの崩壊』改題)
優秀賞:該当者なし
特別奨励賞・読者賞:水田美意子『殺人ピエロの孤島同窓会』
最終候補作:多々忠正『ツキノウラガワ』、真仲恭平『カメラ・オブスキュラ』、伊園旬『週末のセッション』、方波見大志『人体愛好会』

第5回(2006年)

大賞:伊園旬(伊薗旬から改名)『ブレイクスルー・トライアル』(『トライアル&エラー』改題)
優秀賞:増田俊也『シャトゥーン ヒグマの森』(『シャトゥーン』改題)
優秀賞:高山聖史(高山月光から改名)『当確への布石』(『暗闘士』改題)
最終候補作:黒澤主計『オーレ・ルゲイエの白い傘』、阪東義剛『野蛮人のゲーム』、平野晄弐『大地鳴動し 霊山咆哮す』、卯月未夢『偽りの夏童話』

第6回(2007年)

大賞:拓未司(拓未紀司から改名)『禁断のパンダ』
優秀賞・読者賞:桂修司『呪眼連鎖』(『明治二十四年のオウガア』改題)
隠し玉:森川楓子『林檎と蛇のゲーム』
隠し玉以外での出版:中山七里『魔女は甦る』
最終候補作:中村啓『彷徨える犬たち』

※この時落選となった中山七里と中村啓は後に同コンテストの受賞者となり結果的に最終候補者全員がデビューという結果となった。

第7回(2008年)

大賞:山下貴光『屋上ミサイル』、柚月裕子『臨床真理』(『臨床真理士』改題)
優秀賞:塔山郁『毒殺魔の教室』、中村啓『樹海に消えたルポライター〜霊眼〜』(『霊眼』改題)
WEB読者賞:中村啓『樹海に消えたルポライター〜霊眼〜』(『霊眼』改題)
最終候補作:春畑行成『GoB』

第8回(2009年)

大賞:太朗想史郎『トギオ』(『快楽的・TOGIO・生存権』改題)、中山七里『さよならドビュッシー』(『バイバイ、ドビュッシー』改題)
優秀賞:伽古屋圭市(彼此屋圭市より改名)『パチンコと暗号の追跡ゲーム 』(『カバンと金庫の錯綜劇』改題、文庫化に従い『パチプロ・コード』改題)
隠し玉:高橋由太『もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ』(『鬼とオサキとムカデ女と』改題)、七尾与史(古井盟尊から改名)『死亡フラグが立ちました』
隠し玉以外での出版:中山七里『連続殺人鬼カエル男』(『災厄の季節』改題)
最終候補作:森山五丈『太陽に向かって撃て』

第9回(2010年)

大賞:乾緑郎『完全なる首長竜の日』
優秀賞:喜多喜久『ラブ・ケミストリー』(『有機をもって恋をせよ』改題)、佐藤青南 『ある少女にまつわる殺人の告白』(『羽根と鎖』改題)
最終候補作:高山深雪 『ホークウッドの亡霊』、堀内公太郎『公開処刑人 森のくまさん』(『森のくまさん―The Bear―』改題)、美輪宙『ハナカマキリの変容』

第10回(2011年)

大賞:法坂一広『弁護士探偵物語・天使の分け前』(『エンジェルズ・シェア』改題)
優秀賞:友井羊『僕はお父さんを訴えます』(『僕がお父さんを訴えた理由』改題)
隠し玉:岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(『また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』改題)、矢樹純『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(『Sのための覚え書き かごめ荘事件のこと』改題)、堀内公太郎『公開処刑人 森のくまさん』(『森のくまさん―The Bear―』改題)篠原昌裕『保健室の先生は迷探偵』(『殺人画家は、私です』改題)
最終候補作: 田中圭介『空と大地と陽気な死体』 、塚本和浩『鋼鉄の密林』

※堀内公太郎の『公開処刑人 森のくまさん』は第9回の最終候補作だが、第10回の隠し玉作品として異例の形での出版となった。

第11回(2012年)

大賞:安生正『生存者ゼロ』
優秀賞:新藤卓広『秘密結社にご注意を』、深津十一『「童石」をめぐる奇妙な物語』
隠し玉:柊サナカ『婚活島戦記』、あいま祐樹『残留思念捜査 オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイル』
最終候補作:藍沢砂糖『ポイズンガール』、 堂島巡『梓弓』

※当初は最終選考に残ったのは7作だったが二重投稿が発覚した作品があり失格となり6作となった。

第12回(2013年)

大賞[3]:梶永正史『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』、八木圭一『一千兆円の身代金』
優秀賞:該当作品なし
隠し玉:越谷友華『二万パーセントのアリバイ』、 影山匙『泥棒だって謎を解く』
最終候補作:村上暢『ホテル・カリフォルニア』、志門凛ト『幸せの戦略』、小池康弘『勇者たちの挽歌』

※優秀賞での該当作品なしという結果は第4回以来となった。

第13回(2014年)

大賞:降田天『女王はかえらない』[4]
優秀賞:辻堂ゆめ『夢のトビラは泉の中に』、神家正成『深山の桜』[4]
隠し玉:山本巧次『八丁堀ミストレス』
最終候補作:加藤笑田『キラーズ・コンピレーション』、安藤圭『風俗編集者の異常な日常』

映像化作品

映画

浅倉卓弥『四日間の奇蹟』
上甲宣之『そのケータイはXX(エクスクロス)で』
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
中山七里『さよならドビュッシー』
乾緑郎『完全なる首長竜の日』
深町秋生『果てしなき渇き』

テレビドラマ

日本テレビ系バラエティー「超再現!ミステリー」内再現ドラマ
山下貴光『屋上ミサイル』
拓未司『蜜蜂のデザート』
喜多喜久『ラブ・ケミストリー』
七尾与史『死亡フラグが立ちました!』
上甲宣之『防犯心理テスト』(『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリーに収録)
森川楓子『林檎と蛇のゲーム』