アナと雪の女王の原案本登場
日本でも大ヒットしているディズニー映画「アナと雪の女王」の原案が電子書籍で登場しています。映画は空前のブームでイディナ・メンゼルとデミ・ロヴァートの「レット・イット・ゴー」はブームになっています。映画の興行収入もアバターを超えどこまで伸びていくのか!
ちなみに原案はハンス・クリスチャン・アンデルセンの雪の女王ですが、これはあくまでも映画のベースで原作というよりも原案という形がやはりふさわしいでしょう。しかしながら、テーマとしてある自己犠牲の精神といったものは原案の「雪の女王」にも「アナと雪の女王」にも見られます。映画の大ファンであればこちらの雪の女王/THE SNOW QUEENも是非一読してみるのもいかがでしょうか?
話の内容はオーソドックスな「ハッピーエンド」に向かっていく童話です。雪にさらわれてしまった少年を探す少女がキュートで読んでいてとても楽しいですよ。男の子の方はちょっとヘタレな感じではあるけれど、それも愛おしくて全体を通して上手くできているなあと感じます。映画もいいけど、原案も良かったです!どっちも楽しんでみてください!
ちなみに本作は副題にもある通り、七つのお話でできているおとぎ物語です。
■学習教材として
この本の良いところは日本語訳だけてなく英語文も掲載されているので、勉強のテキストとして使うこともできるので学生には興味をもって勉強および読書もしてもらえるのでオススメです。
■雪の女王 作品構成
1.【日本語訳】第一のお話 鏡とそのかけらのこと
2.【英語原文】FIRST STORY. Which Treats of a Mirror and of the Splinters
3.【日本語訳】第二のお話 男の子と女の子
4.【英語原文】SECOND STORY. A Little Boy and a Little Girl
5.【日本語訳】第三のお話 魔法の使える女の花ぞの
6.【英語原文】THIRD STORY. Of the Flower-Garden At the Old Woman’s Who Understood Witchcraft
7.【日本語訳】第四のお話 王子と王女
8.【英語原文】FOURTH STORY. The Prince and Princess
9.【日本語訳】第五のお話 おいはぎのこむすめ
10.【英語原文】FIFTH STORY. The Little Robber Maiden
11.【日本語訳】第六のお話 ラップランドの女とフィンランドの女
12.【英語原文】SIXTH STORY. The Lapland Woman and the Finland Woman
13.【日本語訳】第七のお話
14.【英語原文】SEVENTH STORY. What Took Place in the Palace of the Snow Queen, and what Happened Afterward.
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