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【特集】『世界から猫が消えたなら』が映画化!盛り上がり続ける猫ブーム

【特集】『世界から猫が消えたなら』が映画化!盛り上がり続ける猫ブームのゆくえ

2016年6月6日

川村元気が原作の感涙ベストセラー『世界から猫が消えたなら』は、2013年に本屋大賞にノミネートされ、その後、文庫化・コミックス化、そして中国・韓国・台湾でも出版もされて累計発行部数100万部を突破しました。
“セカネコ”の愛称でたくさんの読者に愛されてきた物語が、この春、待望の実写映画化。
今回は猫ブームの火付け役でもある“セカネコ”の映画の魅力と、かわいい猫たちが登場するオススメの「猫本」をご紹介します。

 

映画『世界から猫が消えたなら』あらすじ/作品紹介

主人公は30歳の郵便配達員。愛猫・キャベツと二人暮らし。

母を病気で亡くしてから、実家の父とは疎遠になってしまいました。
友達は映画マニアの親友が4一人だけ。恋人はいませんが、別れてしまった彼女のことを、まだ思い続けています。
そんな彼は突然、脳にできた悪性の腫瘍のせいで、余命わずかの宣告を受けてしまいます。
ショックで呆然とする彼の前に、いきなり、自分と同じ姿をした悪魔が現れて言いました。
「世界から何かひとつ、ものを消すことで一日の命をあげよう」
悪魔のささやきの乗せられた主人公は、次々とものを消していきます。
電話、映画、時計、そして、猫。
ところが、何かを消すと、大切な人たちとの思い出も一緒に消えてしまうことになり…。
これは余命わずかの彼に起こった、せつなくもやさしい「愛」の物語です。

 

監督は永井聡、撮影に阿藤正一。脚本は岡田惠和。本編をドラマティックに彩る音楽は、小林武史。
そして大型新人アーティストHARUHIが主題歌『ひずみ』で鮮烈なデビューを果たします。
日本屈指のクリエイターたちが集まって、あらゆる世代の胸を打つ感動作を生み出しました。
世界から映画が消えてしまう前に……。ぜひご覧ください!

 


出演
佐藤健 宮崎あおい
濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、奥田瑛太、石井杏奈、キャベツとレタス
『世界から猫が消えたなら』公式サイト:http://www.sekaneko.com/index.html

「世界から猫が消えたなら」あらすじ/作品紹介

ダウンロード
 物語は主人公の「僕」がもうすぐ死んでしまうという衝撃的な告白からはじまる。そしてこの作品は、主人公が死ぬまでの不思議な7日間の出来事を綴ったものであること、読者に対する遺書として綴ったと記される。
主人公は体調不良を感じながらも、毎日仕事をして普通の日常生活を営んできた。ある日病院に行った「僕」は医師から脳腫瘍グレード4、余命は長くて半年、ともすれば1周間も怪しいと告知される。
まだ30歳という若さの主人公はショックのあまり、自分の位に帰ると、そのまま玄関で倒れてしまう。数時間後に目を覚ますと、部屋にはいつもの飼い猫。そして自分と同じ姿をした奇妙な人物がいた。その人物は自らを「悪魔」だ名乗る。
「悪魔」は主人公が明日死ぬことを告げ、とある取引を持ちかける。その取引とは、宇宙の原則である「何かを得るために何かを失う」こと。世界から自分以外の何か一つを消すことで、一日寿命が延ばせるというものだ。ただし消すものは「悪魔」が決め、それを了承するかどうかは主人公に委ねられる。合意できなければ、主人公は死ぬことになる。主人公はその取引を了承し、「死ぬまでにしたいこと」を真剣に考え自分の人生に向き合っていく。

 

川村元気(かわむら・げんき)
1979年神奈川県生まれ。
映画プロデューサーとして『電車男』、『告白』、『悪人』、『モテキ』などを企画・プロデュース。
2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia2010」に選出され、2011年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。
テレビアニメ『ふぅせんいぬティニー』が、NHK Eテレにて毎週金曜日放送中!

 

“セカネコ”では猫が多く登場していますが、現在空前の猫ブームが到来中!
SNSでのかわいい猫たちが話題になり、TwitterやInstagramでも数多くの猫人気になっています。
その中でも、SNSから話題を呼んで、書籍化になったオススねの「猫本」3作品を紹介します。

猫のぽんた

51NCMxLQ35L._SX352_BO1,204,203,200_鴻池剛(著)
Twitter:@TsuyoshiWood
【次にくるマンガ大賞】Webマンガ部門 第2位!!

ツイッター上で今いちばん熱い視線をあびる猫マンガついに書籍化!
今や、LINEスタンプやグッズでも大人気のぽんた。
漫画家・鴻池剛(こうのいけ つよし)さんが、漫画日記サイト「ウッドブック」やTwitter上で猫のぽんたとの日常マンガを公開後、猫の飼い主たちから、あるあるネタが面白過ぎると話題でTwitterの投稿リツート数は平均1万!
書籍化にあたってぽんたを飼い始めた頃のエピソードの多数描きおろしもあります。
「のんた」というより「ぽんた」という顔だ、という理由で名付けられ、自由気ままな猫のぽんたと、振り回されっぱなしの作者が日夜、繰り広げられる狂騒劇!!

日本一寝顔が酷い絶世の美猫セツちゃん

51bLbFOoq9L._SY460_BO1,204,203,200_ mino(著)
Twitter:@mino_ris
美酷のギャップに世間が騒然!大人気美猫、セツちゃんの写真集がついに発売!

「日本一寝顔が酷い美猫」として瞬く間に世間に衝撃を与えた白猫のセツちゃん。普段の天使のような美しさからは想像できない酷い寝顔に、あなたも抱腹絶倒間違いなし!
猫初心者のminoさんは、「猫の寝顔って、こんなものなんだな」と、あまり気に留めなかったが「変顔」を、Twitterにアップするうちに、「衝撃の寝顔」が日増しに話題になり、今や、押しも押されぬ人気猫に。
ほかにも、幻の幼少期を始め、様々な未公開写真が満載。酷いだけでなく、かわいくて面白くて切ない……。そんなセツちゃんの魅力がいっぱい詰まった1冊。

ありがとう!わさびちゃん:カラスに襲われた子猫は天使になった

51U7MzYdo0L._SY494_BO1,204,203,200_ わさびちゃん(著)
Twitter:@jessiepon
この夏本当にあった87日間、愛の物語

カラスに襲われているところを「お父さん、お母さん」に救われた子猫。保護された時には、顎の骨が粉砕骨折し、舌も7切れているなど大怪我をしていたわさびちゃん。
カテーテルでの給餌で、子猫が暴れて口の中を傷つけないようにと2人の熱心にお世話をし、Twitterに公開。
おばあちゃんが作ったタラコやしめじ、本わさびをあしらったかわいいおくるみの写真がTwitterで話題になるように。
ところが、順調に成長していたわさびちゃんは、てんかんの症状に襲われてしまい……。
わさびちゃんと家族の87日の愛の物語を通じて、命の大切さの触れる感動の一冊。

 

以上、映画化もされた“セカネコ”と、オススメの「猫本」3冊のご紹介でした。
あなたも、かわいい猫たちに癒やされてみては?