アマゾン ジャパンは10月29日、都内で発表会を開催。セルフパブリッシングサービス「KDP」(Kindleダイレクトパブリッシング)に「KDPアワード」を創設、その初の受賞者となる「AUTHOR OF THE YEAR 2014」に高城剛氏を選出したことを明らかにした。
※引用ITmedia eBook USER
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1410/29/news092.html
Amazon Kindle内にはKDP(Kindle direct publishing)、いわゆるセルフパブリッシングのサービスがあるのは御存じだろうか。
これは著者が出版社を通さずにKindleに電子書籍を配信するためのサービスで、アマゾンは今回このKDPに賞を創設し、初代受賞者に高城剛氏が選ばれたというわけだ。
高城剛氏は、すでに7タイトルをKDPで出版していて、中でも『白本』『黒本』は2014年のKDPベストセラーとなっている。Kindle事業本部長の玉木一郎氏によるとKDPアワード受賞の理由として、KDP著者としてみたときのトータルの売り上げ、そして、高い評価のカスタマーレビューが数多く寄せられているということをあげていた。
アメリカではKDPをはじめ個人の出版数が年々増加している。日本でも今回のKDPアワードを機にセルフパブリッシングの認知度が高まり挑戦してみようという人が増えれば、電子書籍市場にとってはさまざまなプラス要因となるのではないだろうか。