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クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で、大型電子書籍リーダー端末の支援募集中

クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で、大型電子書籍リーダー端末の支援募集中

2016年3月23日

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※画像はCNET Japanより

電子ペーパーディスプレイを採用した電子書籍リーダー端末には、Amazon.comの「Kindle Paperwhite」やkoboの「kobo Touch」などがある。これらの電子書籍リーダー端末は、鮮明な反射式モノクロ画面であるため紙の本に近い感覚で読書ができるのが特徴で、単行本や文庫本などで出版されている書籍を読むには最適なデバイスといえる。また、サイズも6インチと持ち運びにも便利である。
その半面、雑誌や新聞を読むには小さすぎて読みにくいという問題がある。

これらの問題を解決するため、大型電子電子書籍リーダーの端末の開発行っており、現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中とのこと。
現在支援を募集しているのは、13.3インチという桁違いに大きな電子ペーパー画面を搭載しており、手書きメモを書き込めるAndroid端末「Good e-Reader」である。

説明によると、Good e-Readerは、13.3インチのE Ink製「Mobius」電子ペーパーディスプレイを採用した端末で、表示解像度は1600×1200ピクセルあり、レターサイズ(8.5×11インチ)の文書をそのまま表示するのに適した画面サイズだという。電子ペーパーのため、明るいところでも視認性が高く、消費電力が少なく、1270mAhのバッテリで最大4週間使えるとのこと。
4Gバイトの内蔵ストレージメモリと、32GバイトのSDメモリカードにEPUBやPDF形式の文書ファイルや電子書籍データを入れられる。購入に関しては、Androidマーケット「Google Play」から購入できる。また、好きなアプリをインストールできるため「Kindle」や「kobo」などのアプリを使い、他の電子書店で購入した電子書籍も読むことができる。
また、画面にはワコム製デジタイザを組み込んでおり、付属の1024レベル感圧式スタイラスで文書に書き込みができ、メモ書きに対応しているアプリを使えば、紙の書類にコメントを入れて関係者と共有するといった使い方も可能である。

Indiegogoでの目標金額は4万2000ドルで、日本時間3月22日14時時点で、約2万7000ドルの資金を集めている。
支援キャンペーンの締切は2カ月後。

参照
CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/35079924/