雪国で氷を売ってこそ、真の営業だという話を聞いたことがあります。つまり、南国で氷の売り上げを出しても、比較的誰にでもできる簡単なことなのです。それでは、営業の力量を発揮したことにはなりませんよね。
営業は成功するか失敗するかの2つに1つです。良い成績を出して、成功する営業とそうではない違いはなんでしょう。探究心の強い私に、分かりやすくポイントを抑えて答えてくれた本が「サンタさん営業 ドロボー営業」。サンタと聞いてイメージするのは「人に幸せを与える」ということですよね。逆に、ドロボーは「人のものを奪う」という悪い印象があります。
本の中では、サンタのような営業がいいのか、それともドロボーのような営業がいいのかについて紹介しています。営業と言う利害関係がはっきりした環境で、サンタさん営業をやり続けるためには、しっかりとした理由付けが大切です。そうすることで、モチベーションを常に高くもつことができますよね。企業などではどんどんデジタル化が進んでいますが、営業だけは人と人との直接的な繋がりは消えることはないかもしれません。心がある営業の大切さに気づかされる本です。そして、その気づきが仕事だけではなく人生をも豊かにしてくれることでしょう。
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