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佐藤康行のサンタさん営業ドロボー営業

佐藤康行のサンタさん営業ドロボー営業

サンタさん営業 ドロボー営業

著者 ページ数 クチコミ評判
佐藤康行 133ページ ★★★★★

雪国で氷を売ってこそ、真の営業だという話を聞いたことがあります。つまり、南国で氷の売り上げを出しても、比較的誰にでもできる簡単なことなのです。それでは、営業の力量を発揮したことにはなりませんよね。

営業は成功するか失敗するかの2つに1つです。良い成績を出して、成功する営業とそうではない違いはなんでしょう。探究心の強い私に、分かりやすくポイントを抑えて答えてくれた本が「サンタさん営業 ドロボー営業」。サンタと聞いてイメージするのは「人に幸せを与える」ということですよね。逆に、ドロボーは「人のものを奪う」という悪い印象があります。

本の中では、サンタのような営業がいいのか、それともドロボーのような営業がいいのかについて紹介しています。営業と言う利害関係がはっきりした環境で、サンタさん営業をやり続けるためには、しっかりとした理由付けが大切です。そうすることで、モチベーションを常に高くもつことができますよね。企業などではどんどんデジタル化が進んでいますが、営業だけは人と人との直接的な繋がりは消えることはないかもしれません。心がある営業の大切さに気づかされる本です。そして、その気づきが仕事だけではなく人生をも豊かにしてくれることでしょう。



4件のコメント

営業向けの良書
お客様の生活まで考えた一歩先の提案をし、メリットを与えられるというのが、本当の営業なのだと思いました。まずは人を好きになることと言う考え方はとても斬新で素晴らしいと思います。
まずは使命を自覚すること、そこから真の営業の姿が見えてくる。小手先のテクニックや、受け身の営業では、サンタさん営業を実現することはできない。まずは、サンタさん営業の精神を身に付けることが必要だ。
営業とは
営業とは物を売ることが目的とはいえ、本質は人と人の関わりなのだと思います。奪い合う関係は本来望ましくないものですし、自分自身が顧客であったら、わざわざそんな関係に身を置きたくはありません。与えられる営業を目指していきたいと思いました。
営業マン
営業とは何か考えさせられました。欲望のモチベーションが正しい営業の形だと思っていたんですが、どうもそうすると世の中がギスギスした雰囲気になってしまいがちなのだと思います。お互いに得をしあえる奈河を顧客と作って行くには喜びのモチベーションが不可欠なのだと思いました。

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