<スウィッチ あらすじ/作品紹介>
『スウィッチ』は、当時無名の作家だったアマンダ・ホッキングが2010年に電子書籍で刊行した小説です。米Amazon Kindleの自主出版サービスを利用して世に送り出された本作は、口コミを中心に話題を呼び“第2のハリー・ポッター”、“第2のトワイライト”と評される大ベストセラーとなりました。電子書籍の自主出版という目新しい手法から誕生したスター作家、アマンダ・ホッキングのシンデレラ・ストーリーは米国内に留まらず、世界中で話題となっています。
そんな『スウィッチ』がこの度、日本でも電子書籍として登場。世界のどこにも居場所がなく、孤独に生きてきた17歳の少女・ウェンディは、ひょんなことから転校生の美少年・フィンと知り合います。次第にフィンに心惹かれていくウェンディでしたが、ある日、フィンから衝撃的な事実を告げられます。実はウェンディは人間ではなく、「トリル」という部族のプリンセスで、フィンはそんなウェンディを連れ戻しに来たのだと……。
ページを開けば、『ハリー・ポッター』や『トワイライト』にも通じる作り込まれた美しい世界に、誰もが引き込まれてしまう。文芸の新たな時代の幕開けを告げる、珠玉のファンタジー大作です。
<スウィッチ みんなの感想>
◆まさにJ.K.ローリングの再来!
初めて「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んだ時の衝撃を思い出しました。今すぐ物語の中に飛び込みたい!という気持ちになったのは、本当に久しぶりです。大人から子供まで理屈抜きで楽しめる物語です!
◆胸がときめく正統派ファンタジー
この本を一言で表すならば、世界中の女の子の夢を詰め込んだような、キラキラと胸がときめく正統派ファンタジーです!!
綺麗なトリルの描写に引き込まれ、甘く切ないラブロマンスに息をのみ、敵との戦いにハラハラして…と、「ファンタジー萌え」のツボをおさえた展開はたしかに王道ですが、それでいて読者を飽きさせず、読み進めるごとに新鮮な驚きを与えてくるあたり、とても新人作家の仕業とは思えません!!
長編ですが、読み始めると止まらない面白さがありました。続編も楽しみ!!