Apple が音楽の定額聴き放題サービスを6月30日からスタートすると発表した。さらに6月11日にはLINEが同様のサービス「LINE MUSIC」をローンチし、サイバーエージェントとエイベックスグループの新サービス「AWA」も含め、日本でも音楽の定額聴き放題サービスが盛り上がってきた。
一方電子書籍業界では定額読み放題は昨年から始まっている。現状はauのブックパス、電子雑誌読み放題のdマガジンが大きなシェアをとっているが、Kindle Unlimitedも近いうちに日本に参入するのではと言われており、まさに定額制戦国時代だ。
そんな中、ソフトバンクが11日電子書籍・コミックの読み放題サービス「ブック放題」を開始すると発表した。
ソフトバンク携帯契約者は、月額500円で100誌以上の雑誌と1000冊以上のコミックが読み放題になる。初回の31日間は無料で、開始は6月下旬を予定しているという。
既に記述したように電子配信・雑誌の読み放題業界には強力なプレーヤーが存在する。どこで差別化を図るかがポイントになるだろう。読み放題の対象タイトルなどの詳細はまだ発表されていないが、ソフトバンクは、同社携帯の契約者と店頭での販促を強みにユーザーを増やしていくという。