ソフトバンクが激戦の無料アプリ市場に参入。「体力系」アプリモデルを採用した「ハートコミックス」β版を公開した。
※引用ITmedia eBook USER
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1410/27/news090.html
ソフトバンクグループで新規事業を展開するSBイノベンチャーは10月27日、iPhone向け無料漫画アプリ「ハートコミックス」β版をApp Storeで公開した。
Jコミが運営する絶版漫画の無料公開サービス「絶版マンガ図書館」と連携し、同サイトで公開されている1000冊以上の絶版漫画を無料で読むことができる。
ユーザーは1日に読めるページ数が限られており、追加で読みたい場合は課金をするという、いわゆる「体力系」アプリとなっているのだ。
収益は、ユーザーからの課金とアプリ内の広告から得る計画で、収益の一部を絶版マンガ図書館に還元し、Jコミや作家のマネタイズに貢献するスタイルとして、「コンテンツを提供してくれるみなさんに、もうかる仕組みを用意したい」と同社企画の杉浦氏は話している。
現在、急成長している無料漫画アプリ市場だが、市場にはすでに500万DLを達成しているNHN PlayArtの「comico」やDeNAが運営しているマンガボックスなど、競合が多いのも事実。そのような、強力な競合他社とどう差別化を図るかが、同社が台頭するためのポイントになってくるのではないだろうか。