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トリニティセブン 7人の魔書使い

サイトウケンジ(原作)/奈央晃徳(作画)のトリニティセブン 7人の魔書使い(電子コミック)レビュー

トリニティセブン 7人の魔書使い 【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
サイトウケンジ(原作)/奈央晃徳(作画) 158ページ ★★★

2014年10月TVアニメ化のロー・ファンタジー漫画

『トリニティセブン 7人の魔書使い』は、サイトウケンジ(原作)/奈央晃徳(作画)のロー・ファンタジー漫画です。『トリニティセブン 7人の魔書使い』は2011年より、『月刊ドラゴンエイジ』にて連載中です。なお2014年10月からテレビ東京系列やCS放送などでテレビアニメ化もされています。

「トリニティセブン」は、表紙を見て気に入ったなら、買って損はない作品です。作画担当の奈央晃徳氏は、非常に繊細な絵を描く作家で、この描写も本作品の見どころの1つと言えます。毎巻の巻頭には、2ページほどのサービスイラストが付いていますが、構図やデザインは秀逸で、カラーワークも得意ということが窺えます。

「トリニティセブン」は、全体的にお色気シーンは多めな作品ですが、バストトップの描写はないため、青年誌としては抑え目な作風です。イラストもさることながら、キャラ同士の掛け合いも秀逸で、主人公が風呂場で裸を見てしまった二人目のヒロインと後に出会った際、「ごちそうさまでした」「おそまつさまでした」などと軽口は、軽妙洒脱で作者のセンスを感じます。

ストーリーは、現代物に魔法という要素が加わった「ロー・ファンタジー」物ですが、一般人は魔法を知らないという設定になっています。主人公は普通の高校生ですが、実は魔力を持っており、それによって自分の住んでいた街を壊してしまい、住人も消してしまいます。その中には、幼馴染みの従妹もいました。

しかし、従妹が生きているかもしれないと知り、自分が魔道士になって救い出すため、魔法学校に編入することになります。基本的に女性のほうが魔道適性が高いため、生徒の大半は女性であり、必然的にハーレム展開となるので、そういった作品が好きな人にも「トリニティセブン」はオススメできる作品です。



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