ライトノベルのメガヒット作品 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズは、ある古本屋さんを舞台に起こる様々な事件を、店主の美しい女性とバイトの青年が一緒に解決していくというストーリーになっています。古本屋さんといっても漫画やCDなどを大々的に買い取ってにぎわっているような店ではなく、純文学を中心に扱っているひっそりとたたずむ小さなお店です。
この女店主はとても内気で人前ではほとんど言葉を発しないような女性ですが、本のこととなると眼の色を変えて永遠と話続けるような変わり者として描かれています。そのため、本を巡った不思議な事件を彼女はどんどんと解決していってしまうのです。
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズがこれまでの推理小説や事件ものと違うのが、この小説の中で起きる事件はすべて「古書」が関わっているというところです。
また誰かが死んだり傷つけられたり、というような血なまぐさい事件よりは、人間同士の感情のすれ違いによって起こった悲しい出来事やほろりと泣けてしまうような出来事、そんな些細な事件が多いのが特徴です。
ビブリア古書堂の事件手帖シリーズはハラハラドキドキとして読むというよりは、この女店主のように登場人物の感情を感じながら静かに読むのが似合っている本です。