※画像はAmazon.co.jpより
「マンガ大賞2016」の結果発表と授賞式が、29日に東京都内で開かれ、野田サトルの『ゴールデンカムイ』が大賞に選ばれた。
『ゴールデンカムイ』は、かつて日露戦争で活躍した「不死身の杉元」が、ある目的のために大金を求めて北海道へ足を踏み入れ、アイヌの少女らと共に冒険をするというストーリー。
マンガ大賞は、マンガに精通するニッポン放送の吉田尚記アナウンサーと書店員らを中心に2008年に創設された。
受賞作は、書店員を中心とした選考員らによって選ばれており、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品が選考の対象となる。
マンガ大賞の影響力は大きく、大賞受賞作品はいずれも受賞後に売れ行きが急増している。
今後は、電子書籍を対象とした賞の創設が望まれる。
◆マンガ大賞2016最終結果
大賞 野田サトル「ゴールデンカムイ」(91pt)
2位 九井諒子「ダンジョン飯」(78pt)
3位 石塚真一「BLUE GIANT」(68pt)
4位 三部けい「僕だけがいない街」(55pt)
5位 たかみち「百万畳ラビリンス」(49pt)
6位 沙村広明「波よ聞いてくれ」(43pt)
7位 眉月じゅん「恋は雨上がりのように」(42pt)
8位 安藤ゆき「町田くんの世界」(38pt)
9位 東村アキコ「東京タラレバ娘」(29pt)
10位 山本さほ「岡崎に捧ぐ」(28pt)
11位 イーピャオ/小山ゆうじろう「とんかつDJアゲ太郎」(25pt)
◆マンガ大賞過去の大賞作品
2015年 東村アキコ「かくかくしかじか」
2014年 森薫「乙嫁語り」
2013年 吉田秋生「海街diary」
2012年 荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」
2011年 羽海野チカ「3月のライオン」
2010年 ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」
2009年 末次由紀「ちはやふる」
2008年 石塚真一「岳」
【参照】
YAHOO!JAPANニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160329-00000007-mantan-ent&p=1