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一週間フレンズ。

葉月抹茶の一週間フレンズ。

一週間フレンズ。 (コミック)

著者 ページ数 クチコミ評判
葉月抹茶 156ページ ★★★★☆

この作品は4コママンガとストーリー形式マンガがミックスされており、読みやすいですが単調な流れにならず、かつ物語に広がりと深みを持たせてくれます。

友達に関する記憶が一週間しか持たない藤宮香織と、そんな彼女に恋心を抱いた長谷祐樹を中心にしたお話です。香織は月曜日になると友達に関する一週間分の記憶がなくなってしまうため、学校でも誰とも仲良くせずずっとひとりで過ごしていました。そんな事情は知らず、いつもひとりでいる彼女が気になって友達になろうとする祐樹。友達になりたいと香織に伝えるも、彼女から記憶のことを打ち明けられ断られます。しかしそれでも諦めず、だったら毎週友達になればいいという祐樹の考えの下、ふたりは一週間の友達関係を毎週重ねていくことになります。

記憶が毎週リセットされるのでふたりの関係がなかなか進展しないのがもどかしいところです。記憶を補完するために書き始めた日記がキーとなっており、それが次週のふたりを繋ぎとめるものになっています。今後は祐樹と香織の関係の進展も気になりますが、香織の記憶がなぜそうなってしまったのかというところも明かされていくと思うので注目です。



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