※画像はBookLooper(ブックルーパー)本の閲覧画面
京セラ丸善システムインテグレーション株式会社は5月16日(火)、電子書籍ソリューション「BookLooper(ブックルーパー)」を利用した電子テキストの配信・利用が、2016年4月から九州大学全学で開始されたことを発表した。
「BookLooper(ブックルーパー)」とは、京セラ丸善システムインテグレーション株式会社がご提供する授業で使用する教科書や教材を電子化、配信するサービスである。
PCやタブレット、スマートフォンでの利用が可能で、複数の出版社から提供されたコンテンツでも高いセキュリティと管理のもと配信できるのが特徴だ。
九州大学では2013年4月から、学生全員のPC必携化、eラーニングを含む教育の情報化にいち早く取り組み、2016年2月には、BookLooperおよび同学のeラーニングシステム・eポートフォリオシステムの利用ログや、シラバスなどの学務情報を使った教育ビッグデータの利活用が本格開始され、日本の大学としては初めて、ビッグデータで教育・学修の向上を目指す「ラーニングアナリティクスセンター」が開設されている。
BookLooper(ブックルーパー)の運用開始により、利用状況のリアルタイム分析やテキストのレコメンド機能を運用することで、分析結果から学生の学修状況を把握し、臨機応変に授業内容を改善することが可能になるようだ。
今後は、異なる講義間でのテキスト活用や他大学での活用拡大へつながることが期待されている。
関連リンク 京セラ丸善システムインテグレーション株式会社:http://bit.ly/1R5L3mK