日本の『マンガ』がアメリカでその存在感を増している。
アメリカのカルチャー情報サイトICv2によると、2014年のアメリカでの日本のマンガ市場が2013年の8%成長に続き大きく成長をしているという。2014年の書店売上高は15%成長、業界最大手のVIZ Mediaの少女マンガが20%増の成長率だという。
さらにICv2は日本でも大人気漫画『進撃の巨人』がアメリカにおいても人気で、同作品がアメリカでの日本マンガ市場を大きく牽引したことも指摘している。
実際にICv2が発表する2014年9月から12月までのマンガチャートでは、『進撃の巨人』が『NARUTO』を越えて1位となっている。
日本と同様に、北米でもマンガの電子化は進んでいる。しかし海賊版の問題が深刻となっている。海賊版に対して出版社をはじめ、業界全体がどのように姿勢をとっていくのかが今後の電子書籍の市場の成長に大きく影響するのではないだろうか。