メテオは10月20日、医学書専門の電子書店「メディカルオンライン・イーブックス」をオープンした。
特徴は、単元章ごとの購入が可能なことと参考文献へのリンク機能など。購入した書籍は、Webブラウザ経由のストリーミング形式または「bookend」アプリを用いたダウンロード形式で閲覧できる。
※引用 ITmedia eBook USER
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1410/21/news032.html
株式会社メテオは10月20日、医学書専門の電子書店「メディカルオンライン・イーブックス」をオープンした。
メテオはそもそも医療文献、学会論文などをネット上で販売・配信、文献などを検索できるサイトを運営していたが、今回はこれらに加えて、医学書専門の電子書店をオープンさせたのである。
これまでのサイトの特長を活かして、一般書籍ではなく、医学という分野に特化させた電子書籍ストアということになる
このように、今回のメディカルオンライン・イーブックスのように、ある特定の分野に特化した電子書籍ストアが今後は続々と増えていくのではないかと予想できる。
理由としてはここ最近の電子書籍の普及によって、多くの読者が書籍の電子化に対する抵抗が薄れてきていることもあり、そうなると今度は特定の分野に特化した作品へのニーズが増えていくことが予想されるからだ。例えばそれは、大学の教科書や地域に特化した県別の電子書籍ストアなどがそれに当たる。
さらにシステム開発会社で電子書籍ストアの開発を行う会社が増えてきていることもこの流れを後押しすると考えられる。
こういった動きもあることから、今後、出版業界全体で電子化の流れが増すことによって、既存の紙媒体にこだわる会社はますます厳しい状態に追い込まれるのではないだろうか。
