<土竜の唄 あらすじ/作品紹介 第59回小学館漫画賞一般向け部門部門受賞>
土竜の唄は、『高橋のぼる』による漫画作品。2005年より『週刊ヤングサンデー』にて連載されましたが、同誌休刊後の2008年からは『ビッグコミックスピリッツ』にて連載されてます。2014年には『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』というタイトルで三池崇史を監督に迎え実写映画化もされている人気作品です。
土竜の唄は潜入捜査官「モグラ」をテーマにしたアクションあり、ギャグあり、エロスありの漫画です。
谷袋署交番に勤務する菊川玲二は揺るぎない正義感を持った熱い男だが、まっすぐ過ぎるがゆえにやり過ぎてしまうことの多い問題児。
ある日、玲二は署長に呼び出され、広域暴力団数寄矢会(すきやかい)の会長・轟周宝(とどろきしゅうほう)を逮捕するために「モグラ」として数寄矢会に潜入することを命じられます。
数寄矢会に潜入した玲二は義理人情に厚い昔ながらの任侠精神の持ち主で道理に外れた事を嫌う数寄矢会傘下・阿湖義組若頭の「クレイジーパピヨン」日浦匡也と出会い、義兄弟の契りを結びます。
数寄矢会内部の権力闘争や、関西を拠点とする日本最大の暴力団組織の蜂ノ巣会との抗争によって幾度となく窮地に陥る玲二。
玲二は正義感と悪運を武器に数々の試練を乗り超えて、無事に轟周宝を逮捕することが出来るのでしょうか?
<土竜の唄 みんなの感想>
◆「土竜の唄」は、始めは全く興味のない漫画でした。しかし読んでみたら、びっくりしました。とても痛快なアクション漫画で面白く、一気に大ファンになりました。登場人物はとてもかっこ良く描かれていますので、その人物に憧れます。あまり見ない独特の絵や表現の仕方や、世界観が私は惹かれました。繰り返し読んでも、違った面白さがあり、楽しめます。
◆今も連載されているので土竜の唄を知っている方も多いのではないでしょうか。警察官の主人公は、正義感が強く真っ直ぐで熱い男ですがその正義感の強さから少しやりすぎてしまうこともあり、警察官を捨てヤクザの潜入捜査することになってしまいます。テンポのいいストーリー展開で見ている人をマンガの世界へ引き込んでしまうのが魅力の1つといえます。また少しギャグも混ざっていてリアル志向のこのマンガを引き立ててくれます。