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境界のRINNE【電子コミック】

境界のRINNE【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
高橋留美子 192ページ ★★★★☆

るーみっくわーるど全開の学園コメディー

『境界のRINNE』は、「うる星やつら」、「めぞん一刻」、「らんま1/2」などを世に送り出したマンガ界の巨匠 高橋留美子先生の学園コメディー。
幼い頃から幽霊が見える女の子「間宮桜」が出会ったのは、この世の未練を断ち切り、さまよう霊を輪廻の輪に送る一人の少年。
死神のような仕事をしている彼の名前は「六道りんね」。
「幽霊なんて関わり合いになりたくない」と思っていた間宮桜でしたが、奇妙な縁で六道りんねの仕事の手伝いをすることに。幽霊が見える女の子と死神のような仕事をしている不思議な少年。2人の奇妙な放課後が始まります!
るーみっくわーるどが描くほかのマンガにはない雰囲気やギャグの魅力は『境界のRINNE』でも健在です。

みんなの感想

◆巨匠の作品は伊達じゃない!

マンガ界の巨匠・高橋留美子先生の描くほのぼのラブコメディー。この世を彷徨う幽霊や妖怪に戦いを挑む主人公と彼を助けるヒロインの女の子。これだけ挙げるとどこにでもある冒険マンガですが、高橋留美子先生の世界観が入り込み、面白いストーリーになっています。ゆっくりとテンポよく進む話で、ハッピーエンドが基本。主人子とヒロインに隠された謎はまあまだ解決されないようなので、今後の展開がどうなっていくのか楽しみです。

◆読んでいて笑える楽しいマンガ

コメディーの基本は読んでいて笑える楽しいマンガですが、これを守れるマンガは意外と少ないと思います。自分の世界観を突き進み、読者を置いきぼりにしてしまうマンガが多い中で、高橋留美子先生のテンポよく笑いを誘う「境界のRINNE」はとても楽しいマンガです。
主人公が幽霊や妖怪と戦いマンガですが、きちんと「死」というものに向き合っています。オカルト系のマンガなんてありふれている……そう思ってしまう人もいますが、コミカルできちんとシリアスなシーンもある。ついつい読み込んでしまうマンガに仕上がっています。



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