本宮ひろ志の三国志
本宮ひろ志作「天地を喰らう」は1983年から1984年に週刊少年ジャンプにて連載された人気漫画で、カプコンよりゲームソフトまたはアーケドゲームなど7作も発売されるほどの人気を得ました。
この漫画の見どころは何といっても大人気の歴史小説である「三国志演義」を元に本宮ひろ志独自のストーリーに仕上げられている点で、少年漫画ならではの読みやすさは秀逸です。日本において三国志はとても人気のあるコンテンツで、数々の漫画やテレビゲームがありますが、前述した通り本作もゲームなど派生商品が豊富にあります。近年でもモバゲーなどで同作のソーシャルゲームがリリースされています。
三国志には数々の魅力あふれる人物が登場しますが、本作にも劉備や諸葛亮孔明、関羽や張飛などいった蜀陣営、そして魏の曹操や呉の孫策や周瑜などの大人気な人物が本宮ひろ志先生によって描かれています。また、本作において特に存在感があるのがご存知三国志最強の男「呂布」で本宮ひろ志先生によって描かれる呂布は本当にかっこ良く本作を語る上で欠かすことのできない存在となっております。
この他にも董卓をはじめとする三国志の人気登場人物が生き生きと描かれておりますので、三国志ファンの方はもちろん、三国志をこれから読んでいきたいという方にとってもとても見やすい本ではないでしょうか。