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川端康成の「幻の少女小説」、P+D BOOKSにて60年ぶりに復刊

川端康成の「幻の少女小説」、P+D BOOKSにて60年ぶりに復刊

2015年12月17日

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小学館は13日、同社の運営する、入手困難な昭和の文芸名作をペーパーバックと電子書籍で同時刊行するレーベル「P+D BOOKS」において、川端康成の『親友』を刊行した。

『親友』は、ノーベル文学賞受賞作家・川端康成が昭和29年「女学生の友」に連載した幻の最後の少女小説。完結後に単行本化されたが、その後復刊されることなく川端康成の“幻の少女小説”とされてきた。

また、戦前に川端が『セウガク一年生』に寄稿した作品「樅の木の話」も収録。巻末には川端の娘婿・川端香男里(ロシア文学者)氏の解説文も併せて収録している。

電子書籍版はKindleストア、楽天Koboほか各電子書店で配信、ペーパーブックはBOOK SHOP 小学館、Amazon.co.jpほかで取り扱っている。

Amazon.co.jp: P+D BOOKS 親友 電子書籍: 川端康成: Kindleストア

引用元:親友 | 小学館