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巨人の星

梶原一騎(原作)/川崎のぼる(作画)の巨人の星(電子書籍)

巨人の星  【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
梶原一騎(原作),川崎のぼる(作画) 218ページ ★★★★

誰もが認める国民的野球漫画

巨人の星はアニメとして非常に有名で、今日でもCMやパチスロ台のタイアップなどされていて若い人でも「巨人の星」という作品の名前を知っている人は多いのではないでしょうか。原作は漫画で、梶原一騎(原作)/川崎のぼる(作画)により1966年から1971年まで週刊少年マガジンで連載されました。

アニメの方は展開が遅いために一球投げるのに一話かかるなどと言われることもありましたが、さすがに漫画の方ではそういう遅さを感じることはありません。ストーリーは、子供の頃からプロ野球球団の巨人に入団してエースになるように父星一徹から英才教育を受けた主人公星飛雄馬が、実際に巨人に入団して活躍をするといった物語です。しかし、すんなりとは巨人で活躍することが出来ず、魔球を編み出します。この魔球を使って花形満左門豊作等ライバルたちとしのぎを削りながら、主人公だけでなくライバル達も成長していく姿は見どころです。

星飛雄馬が投げる魔球は三つありますが、中でも有名なのは大リークボール二号と呼ばれる消える魔球でしょう。このボールは、ベース直前に消えてしまい、ベースを通過するとまた現れるというものです。ライバルたちは、なぜボールが消えるのか、どのように打てばいいのかということを考えて、魔球に立ち向かいます。ちなみにエポックのヒット商品である野球版の消える魔球は巨人の星のこの消える魔球から着想を得ています。

打とうとするとボールが避けてしまう大リーグボール三号の時は、星飛雄馬に英才教育を施した父親一徹がライバルとなります。勿論、父親が打つということではなく、彼の教えを受けたバッター「オズマ」が立ち向かうのです。最後に父親を超えることは出来たのか、それは最終回で明らかになります。

ちなみに巨人の星のトリビアを紹介。ショックを受けた時に表現として使われる「ガーン」といった擬音は巨人の星がオリジナルです。また父一徹によるちゃぶ台返しはたびたびおこなわれていた印象を受けますが、実は1回しかしていません



1件のコメント

チビタ
スポ根の原点の作品で、懐かしいです。

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