文藝春秋が1日、「2015年電子書籍売上ベスト10」を発表し、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説『火花』が1位を獲得した。
『火花』は今年6月に電子書籍化されると、翌月に第153回芥川賞を受賞したことで話題を呼び、発売からわずか3ヶ月で10万ダウンロードを突破。
現在は既に13万ダウンロードを超え、文藝春秋の電子書籍ダウンロード記録を更新し続けているという。
ベスト10の顔ぶれを見ると、池内恵さんの『イスラーム国の衝撃』がノンフィクションでは最上位の6位にランクイン。
『火花』と同時に芥川賞を受賞した羽田圭介さんの『スクラップ・アンド・ビルド』が9位にランクインしている。
文藝春秋では、毎年末に「文藝春秋電子書籍ベスト100」と題した無料ガイドブックを各ストアで配信しているが、今年も12月1日からAmazon Kindleストアなどで『2015文藝春秋電子書籍ベスト100』(http://www.amazon.co.jp/dp/B018LXS220)が無料配信されているので、気になる方はチェックしてみよう。