2014年3月に待望のアニメ化を果たしたライトノベル
『星刻の竜騎士(せいこくのドラグナー)』は、瑞智士記(著)/〆鯖コハダ(イラスト)のライトノベル作品で、ロートレアモン騎士国という、竜を従える特殊な能力を持った少年少女が存在する国を舞台とした物語です。
主人公のアッシュ・ブレイクはその特別な存在の一人としてアンサリヴァン騎竜学院に通っていましたが、相棒となる竜が生まれず「学院一の問題児」と呼ばれていました。彼は学院行事である竜を使ったレース中、自らの相棒となる竜を誕生させますが、なんとその竜は人の形をしていました。彼は相棒の竜にエーコと名づけ、彼女と共に数々の事件に挑んでいきます。
この作品の見どころは、主人公であるアッシュとエーコを含めた数多くのヒロインが繰り広げる壮絶なバトル、そしてラブコメにあります。アッシュの相棒であるエーコは、人型をしているという特殊な竜であり、様々な者達から狙われます。そんなエーコを守るため、彼は他のヒロイン達と協力して数々の戦いに挑んでいきます。竜を使って繰り広げられる壮絶な戦いは、非常に格好良く心躍ります。
そして、アッシュと共に戦うヒロイン達は、彼の懸命な姿に心惹かれていきます。素直に愛情を表現できない者や、ストレートに愛情を表現する者、嫉妬心をあらわにする者など、様々な恋愛模様を見ることが出来、ラブコメとしても十分に楽しむことが出来ます。