※画像はRBBTODAYより
中国のスタートアップDASUNGは、「E Ink」を13.3インチのPCモニターに使用した「Paperlike」を開発し、クラウドファンディングIndiegogoにて出資を募集している。
電子ペーパーディスプレイのPaperlikeは、13.3インチ、モノクロ16階調、1200×1600ピクセル表示。micro USBでPCにつなげると、拡張ディスプレイやミラー表示ディスプレイとして機能する。
表示書き換えの遅さがネックの電子ペーパーだが、開発チームはリフレッシュレートが極めて高く、遅延が少ない最高速の電子ペーパーディスプレイと説明する。
反射式でバックライトを搭載していないことで、画面のまぶしさで目が疲れるということがないということと、従来のディスプレイと違って目の痛みや疲れ、頭痛などが起きないので、長時間電子書籍を読むのに非常に適しているという2点が利点として上げられる。
電子ペーパーなので消費電力が少なく、電力はmicro USBから得ており個別電源は不要ということ。
なお、「Paperlike」が対応するオペレーションシステムは、Windows XP、Windows 7、Windows 8/8.1/10、Mac OS。
Indiegogoでの目標金額は1万ドル。キャンペーン期間は2016年6月末まで行っているが、すでに目標を上回る約2万4000ドルの資金を集めている。
【参照】
CNET Japan:http://japan.cnet.com/news/service/35083181/