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江戸川乱歩、谷崎潤一郎が著作権切れに。青空文庫で配信開始

江戸川乱歩、谷崎潤一郎が著作権切れに。青空文庫で配信開始

2016年1月8日

2016年を迎え、主要各国で今年パブリックドメイン(著作権切れ)入りとなった古典作品のデジタル化作業が始まっている。

青空文庫では、『怪人二十面相』、『少年探偵団』、『芋虫』などを数多くの推理小説を残した江戸川乱歩、国内外でも評価の高い『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』を代表作とする谷崎潤一郎など、計13人の作家をパブリックドメインとして作品をリストに加えたことを発表した。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の合意では、著作権保護期間を著作者の死後70年としている。青空文庫は保護期間延長に一貫して反対しており、元日に公開した「いまだ来ない本のための青空」で「著作権の保護期間が延びることは、ごく一部の本の収益が継続される利点がある反面で、そのほか大半の本の死蔵が進んでしまうデメリットもあります」と指摘している。

 

引用元:青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/