ICT総合情報サイトIT proによると、米アマゾンは家庭用音声アシスタント端末「Echo」に電子書籍の朗読機能を追加した。
音声アシスタント端末「Echo」とは、直径83.5mmで高さ235mmの円筒型端末。
音声で話しかけて音楽を再生したり、ラジオ局のニュースを流したり、To-Doリストに項目を追加したりできるほか、天気予報の確認やアラームの設定、Wikipediaの情報検索などが行える。
新機能では、Echo内のアプリケーションが「Kindle」端末向け電子書籍を朗読する。「Kindle Store」から購入したKindle電子書籍や電子書籍レンタルサービス「Owners’ Lending Library」、また定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」内の電子書籍が対象となる。
Amazonが運営する電子書籍の朗読サービスにはオーディオブックを配信するAmazon Audibleが既にあるが、今回のEchoの朗読機能は単なる音声読み上げ機能のみで、Audibleの様なスムーズな読み上げはできないという。
IT pro by日経コンピュータ
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