電子書籍ニュースサイトThe Digital Readerによると、米アマゾンはKDP(Kindle Direct publishing)メンバーを対象にクリック課金型の広告サービスを開始した。
KDPはAmazon社が運営する電子書籍のセルフパブリッシングサイトだ。
ユーザーはKDPメンバーに登録すると、Kindleを通して電子書籍を配信することができる。Amazon社の電子書籍の売上に占めるKDPの割合は年々増えているという。
今回の広告サービスはKDPメンバー向けのサービスで、Amazonサイト内やAmazonのタブレット内に広告を配信することができる。クリックされる度に課金されるクリック課金型の広告で、最小予算は100ドルとなっている。
これまでKDP作品に関してはアマゾンサイト内で広告をうつことはできなかった。そのため、KDP著者は告知を自身のSNSやブログで行っていた。今回のサービス開始により販促の選択肢が増え、今後ますますKDP作品が認知されることになるだろう。