米国のホワイトハウスは2月23日、66,000冊以上の電子書籍を収録した児童教育向けアプリ「Open eBooks」を無料公開した。
このアプリは大統領夫人のミシェル・オバマ氏を中心としたプロジェクトから生まれたもので、教育者が「Open eBooks」の公式サイトに登録するとコードが手に入り、生徒たちにそれらのコードを配布することで、各自のスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードできる仕組みになっている。
今回のアプリ制作にあたっては、国内の電子図書館のほか、ペンギン・ランダムハウスなどの大手出版社も協力しており、米国では今後教育現場における電子書籍の利用がより一層進んでいきそうだ。