電子書籍業界ニュースサイトhon.jpによると米国の出版団体Association of American Publishersが米国の2014年通期の市場統計情報の速報値を発表し、2014年の米国内の電子書籍売上高は対前年比で+5%、売上占有率は23%だったという。
電子書籍の売上高は15.19億ドル(約1,845億円)で、前年比+5%の成長。
出版業界全体における電子書籍の売上占有率は23%で、中でも大人向け書籍が売上をのばしているという。しかしこの数字は出版社の純売上の数字なので小売ベースにするとさらに売上は大きくなり、今ユーザー数が急激にのびてきているサブスクリプション(定額制)サービスを考慮するとさらに拡大すると思われる。
日本の2014年の電子書籍市場は対前年比で約23%増の1050億円と言われている。しかし米国同様定額制のサービスや、先日900万DLを突破したcomicoを代表するようなマンガアプリなどを考慮すると市場は今後さらに拡大するのではないだろうか。
hon.jp
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