米国の個人作家向け電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」によると、米Amazon kindleの売上のうち、個人作家の売上が初めて出版社を超えたという。
レポートはAAPやBowker、Nielsen Books社など大手出版社が追跡できない非ISBN系Kindle個人作家たちの電子書籍作品の直近状況を調査。それによるとAmazon社の電子書籍売上における個人作家作品の売上部数シェアはここ4ヵ月で33%から38%に増加。一方大手出版社の売上シェアは35%から29%に低下し始めたという。個人作家の売上シェアが出版社を抜いたのは初めてのことであり、今後もこの傾向は進むと予想されている。
日本では個人作家(KDP作家)の売上がAmazon kindleの売上のうち10%程度を占めていると言われている。先日KDPアワードを受賞した高城剛氏の様な著名人が、出版社を通さずに個人でKDP出版をする文化が広がれば、日本でもアメリカの様な逆転現象が起きる日が来るかもしれない。
参照記事
hon.jp
http://hon.jp/news/1.0/0/6435/