電子書籍ニュースサイト「ITmedia eBook USER」によると、漫画家・赤松健氏が運営をおこなってきた絶版マンガ図書館とYahoo子会社のGYAOが提携を発表した。
提携に伴いサービスをリニューアルし、絶版作品だけでなく、インディーズからの作品投稿も可能になるという。
絶版マンガ図書館は、漫画家赤松氏によって運営されていたサービスだ。市場で入手困難となった絶版マンガ作品などを広告付きで無料配信するサービスとして2011年にサービス開始。その後、電子透かしの入ったマンガ(PDF)の限定販売とクラウドファンディングを組み合わせた「JコミFANディング」や、プリンドオンデマンドサービス「Jコミで印刷できるってよHD」などの取り組みを行ってきた。
作品内で配信される広告収益は作家へ100%還元するという支払いシステムになっている。今回の提携により、月額300円のプレミアム会員になると、広告が非表示になる他、成人向け作品の閲覧、ダウンロード販売されているものの中から月1点を無料でダウンロードできるようになるという。
Yahooの子会社であるGYAOとの提携でどのような相乗効果が生まれるのか、今後の動向に注目したい。
ITmedia eBook USER
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1508/03/news109.html