2015年1月テレビアニメ放送予定の聖剣使いの禁呪詠唱
『聖剣使いの禁呪詠唱(せいけんつかいのワールドブレイク)』は、あわむら赤光(著)/ refeia(イラスト)のファンタジー世界にラブコメ要素が色濃く反映されたライトノベル作品です。2015年1月よりテレビ東京系列でテレビアニメの放送が予定されています。
「聖剣使いの禁呪詠唱」は、どこともなく現れる異形の怪物「異端者」を倒すことのできる「救世主」という前世の記憶を持つ者が集められる亜鐘学園に入学し前世であった少女二人に主人公の「灰村諸葉」が出会うことから 物語が始まります。前世の記憶により使える力は「源祖の業」と呼ばれ、それは身体能力を上げる「光技」と魔力を使う「闇術」の二つに分けられています。
普通はどちらかの力しか使えないのですが、「諸葉」は前世の記憶が二つそれぞれが使っている力が違っていた為か、その両方を使うことができる史上初の存在の上、前世が強者ゆえに諸葉の戦闘の才能は向上していき、異端者への戦闘力を示したランクでは世界に七人しかいないSランクに選ばれるなどストーリーが進むに強くなっていく成長物語は見ていて清々しくもあります。
また、諸葉の魅力としては優しさもあげられます。大切なものを守るために戦っている上、早くに親を亡くし育ててくれた叔母夫婦は裕福な家庭でなかったため金銭面に置いての平凡以下なので親近感を覚えられるところも魅力の一つだと思います。
さらに「聖剣使いの禁呪詠唱」の、もう一つの魅力としてあげられるのは少女達です。片方の記憶で諸葉の妹だった記憶を持つ嵐城サツキ。もう片方の記憶では諸葉の妻の記憶を持つ漆原静乃。また、この他にも学園校長の遠縁の女の子四門摩耶など諸葉に心惹かれている女の子達との恋や共闘も面白さを際立たせる物語の魅力の一つです。