出版業界ネットメディアのGalley catによると、イギリスの出版社マクミランは電子書籍の定額配信『Oyster』と『Scribd』に作品を提供することを発表した。
マクミランはいわゆるビックファイブと言われる出版社の1社で、これまでアマゾン社との間で電子書籍の価格などで様々な対立が起こっていた。さらに同社の電子書籍の売上の60%以上をアマゾンでの売上が占めているといわれ、他プラットフォームでの売上を立てることが急務とされていた。
以前同社CEOのジョン・サージェントは、『市場への新しいルートを探索する中で、私たちは定額制を含む新しいビジネスモデルを検討してきました。』と述べており、今回の発表に至った。
ビッグファイブのうち、ハーバーコリンズ、S&SはすでにOysterとScribdに作品を提供しており、マクミランが加わったことでOysterとScribdのユーザーは1000作品以上を読むことが可能になった。