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アーサー・コナンドイルのシャーロックホームズ4つの署名

アーサー・コナンドイルのシャーロック・ホームズ四つの署名

英語原文で味わうSherlock Holmes2 四つの署名/The Sign of the Four

著者 ページ数 クチコミ評判
アーサー・コナンドイル 131ページ ★★★★☆

シャーロック・ホームズといえば今では名探偵の代名詞です。作者のアーサー・コナン・ドイルもシャーロック・ホームズによって世界中から大ミステリー作家として知られていることでしょう。さて、今回紹介していくのはそんなシャーロック・ホームズの第二章、『四つの署名』です。

今回底本とするのは『英語原文で味わうSherlock Holmes2 四つの署名/The Sign of the Four 』です。日本語訳版でも良いのですが、やはり英語原文でなければ感じ取るのが難しいエスプリというものがあるのではないか?と思い、今回は英語原文のものを読むことにしました。

英語はそこそこ程度に読めるものの、やはり元がミステリーという難しい基質のものですから、全部をすんなり読めるとまではいきませんでした。それでも、日本語訳版ではわからないような表現の機微というものを感じる取ることが出来たかと思います。長編ということもあり、読むのにはかなり時間がかかりましたが、その分だけ得られるものも多かったのがこの作品です。

ミステリーなので勿論内容についてはあまり詳しく触れることは出来ませんが、ホームズの下にひとりの女性が訪れる。その女性の相談から始まる数奇な殺人事件。死体の傍に残された四つの署名の謎。犬を使って追跡を試みるも、川岸から臭いが途絶えてしまい犯人の行方は判らなかったといった感じです。
シャーロック・ホームズが何故これほど世界中で愛されているのか知るのには十分な一冊です。



4件のコメント

ダイヤルM
日本語版のタイトル『四つの署名』に定着させるまで異論もあったらしい。本来 ""Sign"" が指すものは署名だけでなく、原語では多様な解釈があるため、署名にしては適切であるかは疑問になったらしい。こういう意味で原文を読むと日本語の中の外来語の語源もいっぱい見れて、違いを比較しながら勉強になれる。
クラシックミステリー
推理がとても繊細で、時代背景、人物の設定もとてもイギリッシュです。日本の読者にとっては本でしか触れることのできない時代と背景なので、新鮮感を感じたのです。
ザッツライ
シャーロック・ホームズの魅力が満載 本文が始まる前に誕生秘話や略歴なども付いてきてお得感あります。やはり原文を読んだらさらにシャーロック・ホームズの魅力や人気な訳が分ります
シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズの映画なら見たことあります、ミステリーも大好きなので原文を読み始めたんです。このシリーズはずいぶん長生きですね。

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