マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描いた作品
日体々大学の女子柔道部員・黒沢心は「オリンピックで金メダルを獲る」という夢に向かい、子供の頃から柔道に打ち込んできたが、ケガのために選手生命を断たれてしまった。
柔道を辞めて就職先を探す心は、同じく子供の頃から大好きだった漫画の制作現場に携わるべく、大手出版社・興都館の採用試験を受けることに。
必死に勉強した甲斐もあって、何とか最終面接まで進んだ心だったが、面接会場に乱入してきた謎の男をとっさに投げ飛ばすと、なんとその人は興都館の社長で……!
みんなの感想
◆爽快感のある漫画
ドラマが面白かったので、原作はどんな漫画なんだろう?と気になって読んでみました。 心ちゃんが慣れない仕事に戸惑いながらも、天真爛漫な人柄と持ち前の気合と根性で乗り切っていく姿は、読んでいてとても爽快です! 出版社ってこんな仕事をしてるのか、と勉強になりましたし、自分もいまの仕事を精一杯頑張ろう!と元気をもらえました。
◆こんな職場で働きたい
特に出版業界は不況で苦しい時代だと思いますが、こんな職場で働けたら幸せだろうなと思いました。 ヒット作を生み出したあとの「売れたんじゃない、俺たちが売ったんだよ!」というセリフにはグッと来ました。 ひたむきに熱い気持ちで、プライドを持って仕事をすることの大切さを教えてくれる作品だと思います。 作画も味があって素敵でした。