<銀の匙 Silver Spoon あらすじ/作品紹介 第58回小学館漫画賞少年向け部門受賞>
銀の匙 Silver Spoon は、荒川弘の手により2011年から『週刊少年サンデー』で連載しているマンガ作品。2013年にはフジテレビ系列でテレビアニメ化、また同年には実写映画も公開されています。第58回小学館漫画賞少年向け部門受賞や第5回漫画大賞なども受賞している人気作品。本作銀の匙は、農業高校を舞台に繰り広げられる主人公の成長物語です。主人公の八軒勇吾は、有名な進学中学校に通っていましたが、学力競争に敗れて、大きな挫折を味わいます。
寮があるというだけで、半ば投げやりに大蝦夷農業高校(エゾノー)に進学します。そこで出会ったのは、個性的な教師やクラスメイト達。そして、彼らが明るく楽しくも真面目に取り組む「農業」の世界を知ります。
勉強だけが全てだった八軒も、そんな彼らの姿を見て、今までの自分を振り返り、少しずつ挫折から立ち直りながら自分に何ができるのかを考えていきます。面白いだけでなく、リアルな農業、酪農の世界が描かれており、考えさせられる作品です。
ヒロイン、御影アキとの恋の行方も気になります。
<銀の匙 Silver Spoon みんなの感想/評価>
◆農業のあり方について学べる銀の匙 Silver Spoon
銀の匙 Silver Spoonは北海道の農業高校を舞台に今まで農業と縁のなかった主人公が成長していく物語です。
青春の物語と思いきや、青春は青春であるものの、生き物を育てる事、生き物を殺して食べる事、自分の内側との対峙、夢などテーマがたくさん詰まっていて、読む度に考えさせられるものがあります。
主人公が等身大で”そこにある”のが良い点です。
◆農業についてもっと知りたくなる銀の匙 Silver Spoon
銀の匙 Silver Spoonは大蝦夷農業高校に入学した、都会育ちの八軒が酪農に奮闘するお話です。入学したての八軒と同じように、農業高校や酪農の実態を知らない人は多いと思います。この漫画を読んでいると驚きの事実があったり、農業や酪農の大変さが少しは学べます。農業に興味が沸く素敵なお話です。また友人や好意を寄せる女の子との話などは青春らしくてワクワクしながら読むことが出来ます。