※画像はハーバービジネスオンラインより
IT・通信関連の市場調査や消費者動向調査を行っているMMD研究所は昨月、20歳から59歳の男女2201人を対象に電子書籍の利用に関するアンケート調査を行い、有料コンテンツ利用者は全体の16.5%、無料コンテンツ利用者は22.9%で、いずれも前年度の調査からほぼ横ばいであることを公表した。
一方、紙書籍の利用者は全体の83.0%にのぼり、紙書籍と電子書籍の両方を利用する人へのアンケートでも、「紙書籍のほうが多い」と回答した人が54.0%と、「電子書籍のほうが多い」と回答した人(25.7%)を大きく上回る結果となった。
インターネット上の電子書籍ストアやスマートフォンアプリの普及が進み、電子書籍市場は拡大傾向を見せているが、未だユーザーの増加には繋がっていないようだ。
【参考】
まだ電子より紙? 電子書籍利用率、前年と同水準 | ハーバービジネスオンライン
http://hbol.jp/84662