MANTAN WEBによれば、「週刊少年サンデー」(小学館)などで連載された 夾竹桃(きょうちくとう)ジンさん作、水野光弘さん脚本の児童虐待をテーマにたマンガ「ちいさいひと 青葉児童相談所物語」の電子書籍版が、わずか約1カ月間で約40万ダウンロードを売り上げる爆発的な人気になっているという。
ネットでの人気を受けた形で、書店からの問い合わせも多数寄せられ、小学館は11年11月の発売から4年間で初めてコミックスの重版を決めたという。
「ちいさいひと」は2010年より週刊少年サンデーにてシリーズ連載を開始。その後少年サンデーS(どちらも小学館)に発表の場を移し、2013年に完結した。新米児童福祉司の主人公が、虐待や育児放棄などで苦しむ子ども救う福祉ドラマ。
今年9月に、同作の電子書籍をマンガサイトで配信を始めたところ、一気に売り上げが伸びたという。小学館は「ここまで売れたことに正直驚いている」と話している。
ネットユーザーからは「児童虐待の闇がとりかくリアルに描かれている。」、「社会問題や子育てについて考えさせられる。」などの声があり、少年マンガにも関わらず、広い世代から支持されているようだ。
良作にも関わらず、「まさかこんなに売れると思わなかった」という、本作。電子書籍化によって、作品の素晴らしさが再評価され、より多くの人に読まれるきっかけになっているようだ。
引用元:MANTAN WEB http://bit.ly/1OsERtp