※表は全てMMD研究所HPから引用
MMD研究所とスマートアンサーが実施した共同調査によると、「定額制電子書籍読み放題サービス」の利用経験は15.3%という状況となっている。この調査は、スマートフォンを所有する13歳以上の学生、会社員、専業主婦8271人を対象に行われ、2016年4月11日~13日に実施された。
利用したことがあるサービスの上位には「dマガジン」「コミックシーモア」「Yahoo!ブックストア読み放題」が挙がっている。また、サービス利用経験者376人のうち、無料トライアルではなく有料でサービスを利用している人は60.1%という結果となっている。
定額サービス利用経験について、動画は22.1%、音楽は24.6%という状況に比べるとやや低い利用率となっている。これは、読み放題サービスで閲覧できるタイトルに人気小説などは含まれていないことに起因するものと思われる。しかし、音楽の聴き放題サービスでは有料で利用している人の割合が42.8%であるという点と比較すると、本は有料で利用するものという意識が根強くあるのではないかと思われる。定額制電子書籍読み放題サービスの今後の広まりに注目したい。
引用:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1559.html