電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、アメリカ電子書籍ベンチャーのJelly booksは電子書籍ユーザーの動向分析ができる「Analytics for Ebooks」をローンチした。
13日に行われたDBWカンファレンスでJelly books CEOのアンドリューロムバーグ氏は同サービスを使うとページごとの滞在時間やフォントサイズ、使っているデバイス、クリックしたリンクなど電子書籍ユーザーの様々な動向が分析できると発表した。これはいわば電子書籍版のGoogleアナリティクスだ。
アマゾンの様な電子書籍のプラットフォームはすでにこの様なデータは把握しているといわれているが、これまで公にしたことはなく販売元はユーザーの詳細をつかめないでいた。
しかし同サービスが広まれば出版社や著者がユーザーの細かいデータをもとに様々な施策がうてるようになるのではないだろうか。
現状はアメリカとイギリスのみの展開だが、今後日本でも同じようなサービスが始まることを期待したい。
The Digital Reader http://the-digital-reader.com/2015/01/13/jellybooks-launches-google-analytics-ebooks-dbw-2015/