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青の祓魔師

加藤和恵の青の祓魔師(電子コミック)レビュー

青の祓魔師 【電子コミック】

著者 ページ数 クチコミ評判
加藤和恵 194ページ ★★★☆

サタンと人の子が織りなすダーク・ファンタジー

青の祓魔師」は2009年からジャンプスクエアにて連載が始まり、2014年現在連載中の人気作品。2011年4月からTVアニメが放送されると単行本の売り上げが7倍にもなり累計発行部数1200万部のジャンプスクエアの看板作品です。青の祓魔師は主人公の奥村燐が、「悪魔サタンの息子である」という運命をかかえながら、「最強の祓魔師」を目指す物語です。見どころは、「運命との戦い」です。

ある時、何も知らなかった主人公が養父の死をきっかけに、自分が「悪魔サタンと人間のハーフ」である事を知ってしまいます。しかも、双子の兄弟のうち、兄である自分だけが悪魔サタンの血を引いている事に気づいてしまいます。そんな運命にとまどいながらも、悪魔サタンを倒すため、「最強の祓魔師」になる事を決め、一歩踏み出すという内容です。ストーリーの展開が、読んでいくうちにどんどん気になっていく作品です。一つ一つの場面や言葉に無駄なものがなく、必ずあとで効いてきます。

よく考えられた細かい演出や設定により、登場人物の成長過程を読者に分かりやすく表現してくれます。絵もとても綺麗で丁寧に描かれています。また、女性が喜ぶような魅力的なキャラクターも数多く登場します。背景も独特の雰囲気があり、これぞ「ファンタジー」という感じです。また、優秀な祓魔師である弟と一緒に、世界の危機を打開していく姿には感動することでしょう。ユーモアも描かれているので、ときどき笑いながら展開にも素直に期待していられるそんな作品です。



1件のコメント

古舘 瑠月
いつも読んでいます!

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