2014年1月テレビアニメ化の人気ライトノベル
魔法戦争は、スズキヒサシ(著)/瑠奈璃亜(イラスト)のライトノベル作品です。2014年1月から3月にかけてTBS系列でテレビアニメ化もされた人気作品です。
主人公七瀬武(ななせたけし)は、クラスでは生真面目な生徒と見られているごく普通の高校生で、幼馴染みである五十島くるみと諸事情により本当の恋人ではない偽の恋人として付き合っています。そんなある日、部活の練習前に倒れている本作のメインヒロインである相羽六(あいばむい)を発見し保健室へ連れていった武は六の勘違いで六の魔法を受けてしまい魔法使いになってしまいます。最初は主人公の武の周りで一度にいろんな事が起きて次にどんな展開になるのか読んでいてとても楽しめる作品になっています。
ヒロインの六登場による武の心境の変化とくるみとの関係、くるみが武に寄せる想いなど感情面でも考えさせられ主人公とヒロインの気持ちや友人との絆などや関係性を深い所で考えられる作品になっています。本作は、フィクションですがフィクションだからこそ想像し自分がその立場だったらといろいろ考えられ、自分だったらどんな魔法が覚醒するんだろうという想像もできとても楽しめます。
また、メインキャラクターひとりずつに過去にどんな事があったのか、どんな繋がりがあって今に至っているのかという描写もあるのでとても感情移入しやすい作品になっているためとても読み応えのある作品です。