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#1095 少し高めの、温度で。

あなたの育て方が好き。
今日は、あなたは研修の打ち合わせ。
依頼者の話を、聞く。
依頼者は、いかにも真面目そうな人。
あなたのファンでもある。
あなたは、話を聞いた上で、提案する。
話を聞きに来る人が、困っている小さな問題を解決する。
叶えたい小さな夢を、叶える作戦を考える。
依頼者は、悪い人ではない。
ただ、違う。
情熱の温度差がある。
あなたの情熱の高さに、依頼者の温度が、ついていけていない。
通常の人なら。
一気に、やる気を無くしてしまいそうな状況。
そんなときでも。
あなたは、テンションをキープする。
最初は、情熱でぶつかる。
相手と、温度差があると感じると、押し付けない。
かといって、相手の温度まで、下げるわけでもない。
温度差が開きすぎないように、相手より、少し高めの温度で、接する。
それが、あなたの優しさ。
打ち合わせだけではない。
すべての人に、あなたはそう接している。
相手より、少し高めの温度で。
相手が求めている以上の世界を、あなたは作り上げてあげようとしている。
それが、通じなくても、イラッとしない。
それが、プロフェッショナルでもある。
あなたは、相手が思っている以上に、長期戦で見ている。
一緒に仕事をする人を、育てている。
教えているのではない。
育ててもらっている。
私も、含めて。



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