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#1132 自分のコースを、作りあげて。

あなたのピッツァのお献立が好き。
あなたと、ピッツェリア。
あなたが、ピッツァを上手に、切り分けて食べている。
私も、あなたを一生懸命まねながら、食べている。
隣のテーブルに、カップルがいた。
各自が、ピッツァを頼んでいる。
しかも、同じメニュー。
初デートなのだろうか。
初々しい。
ピッツァを一切れ食べた後、彼が話し始めた。
彼女が、聞く。
ピッツァが、固くならないか、心配。
あなたは、食べるのが、速い。
それでいて、味わっている。
ピッツァは、スピード勝負。
作るのも、速い。
おいしさのスピリッツが、逃げていくのも、速い。
お寿司に、似ている。
ピッァイオーロは、すぐに食べてほしいと思っている。
時間がたったピッツァは、ピッツァではない。
お好み焼きも、焼きそばも、同じ。
オーダーして、すぐ出てくるお店のピッツァは、美味しい。
ピッツァの美味しいお店が増えた。
東京のレベルが、一気に上がった。
あなたは、ピッツァを1枚ずつオーダーする。
正確には、最初に伝えておいて、15分ずつ間隔を空けて、持ってきてもらう。
1枚目は、マリナーラ。
トマトとにんにくで、生地の味を味わえる。
2枚目は、マルゲリータ。
そこにモツァレラチーズとバジルが加わる。
3枚目は、その日のスペシャルピッツァ。
今日は、4種のキノコのピッツァ。
4枚目は、クアトロフォルマッジオ。
蜂蜜を添えるので、デザートピッツァにピッタリ。
あなたと一緒だと、ピッツァのコース料理。
満足感が、味わえる。



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