#1147 底から、渦巻く。
あなたの心の渦巻きが好き。
あなたは、今日は、書斎で仕事。
ふだんは、リアルタイムでテレビを見ることはない。
テレビは、録画して、倍速で見ている。
見ている番組は、1日にすると、5時間分は見ている。
漫然と見ていない。
驚くほど、メモをとっている。
30分番組で、A4で1枚がびっしり書き込まれている。
臨時ニュースが入る。
海外で地震があった。
各局が、番組をニュースに切り替えて放送している。
各地に、津波警報が出ている。
国内で地震が起こらなくても、津波が来る。
地球の反対側のチリからでも、太平洋を超えて来る。
むしろ、地震が遠いほど、油断するので、危険になる。
予想の高さは、3メートル。
あなたがいる地域は、警報地域に、入っていない。
それでも。
あなたは、テレビをつけて仕事をしている。
あなたは、自分はどうやって、人を助けるかを考えている。
津波が到達した。
30センチ。
この高さが、危ない。
30センチと聞くと、人は油断する。
30センチは、人が流される。
津波の速度は、陸地でも時速80キロにもなる。
60センチになると、車が軽々と流される。
浮いた車が、家に飛び込んでくるようなものだ。
津波が地震より怖いのは、後のほうが大きくなることだ。
普通の波は、風で起こる。
表面が波立つ。
津波は、海底から、渦巻いている。
どうしたら、見に行かないで避難させることができるかを考えている。
見たいのは、人の情。
ところが、普通の波と津波は、見た目では専門家も区別できない。
この日、終日、あなたはテレビをつけたままにしていた。
そして、救助対策を考えていた。
あなたの心の中は、いつも底から渦巻いている。





断られた人が、夢を実現する。 【電子書籍】
楽しい人生より、人生の楽しみ方を見つけよう。 【電子書籍】
成功する人の一見、運に見える小さな工夫 ビジネスセンスを磨く55の気づきと行動【電子書籍】






