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#1168 遊ぶより、働く楽しみ。

あなたのビュッフェでの楽しみ方が好き。
あなたと、ビュッフェに来ている。
ライブキッチンで、パスタを作ってくれていた。
カルボナーラ。
目の前で、パスタを茹でて、大きなパルメジャーノ・レッジーナで、チーズを絡めてくれる。
濃厚。
クリーミーな日本風のカルボナーラではなく、イタリアの濃厚なカルボナーラだった。
あなたは。
あなたが、あなたのカルボナーラを、一口くれた。
あらっ。
なにこれ。
そうか、またやられた。
あなたのカルボナーラには、はちみつがかけられていた。
そういえば、パンケーキのコーナーに、はちみつがあった。
ライブキッチンの天ぷらコーナーで、「おいしそう」とシェフと話した。
シェフとの会話が、ライブキッチンの楽しみ。
地元のレモンを使ったレモン塩と、地元のオレンジを使ったオレンジ塩の両方とも美味しかった。
食べ終わってから。
あなたは、天ぷらを揚げている若いスタッフに、声をかけていた。
「塩なしでも、天ぷらだけで、美味しかったです」
これが、会話だった。
食べる前の会話は、教務連絡にすぎない。
食べ終わってから、「おいしかったです」のひと言こそが、会話だった。
シェフは、きっとそのひと言を、待っていた。
また、やられた。
パンケーキマシンも、面白かった。
並んでいるのではなく、マシンを自分で操作する。
これから、子どもにも楽しめる。
みんなが、のぞきこんでいた。
あなたは。
他のお客さんに、マシンの操作方法を、教えてあげていた。
お客さんは、あなたがホテルの人だと思っていたに違いない。



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