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#1174 正しいの、向こう側。

あなたの正しいの向こう側が好き。
あなたと、港のホテル。
今日は、アフタヌーンティー。
三段のスリーティアーズに、おしゃれなスイーツが並ぶ。
どれから食べようか、迷う。
「自由だよ」
えっ、自由でいいの。
そんな時も、あなたは、自由という。
決まり事を、持ち込まない。
あなたは、正しいの向こう側に生きている。
どれもが、繊細に作られている。
あっ。
思ったより、柔らかだった。
スコーンが、2つずつ。
はちみつと、クローデットクリームと、マーマレード。
どう食べよう。
あなたは、スコーンをきれいに、2枚に分けた。
スコーンは、神様なので、ナイフを入れてはいけないと、あなたから教わった。
見ると。
あなたは、2個のスコーンを2枚ずつにわけ、さらに、半分に割って、8個にしていた。
その8個を、他のスイーツと、組み合わせていた。
とうとう、1個を紅茶につけていた。
ぜったいおいしい食べ方。
その時には、私のスコーンは、なくなっていた。
しまった。
興奮して、4種類の食べ方しか、できなかった。
4種類でも、やったと思っていた。
あなたは、8種類。
私は、壊さないように食べようとしていた。
あなたは、ここから、また新たな料理を作ろうとしていた。
8個目は、どう食べるのかしら。
あなたは、8個目を、私のお皿に置いてくれた。
8個目は、私にくれるようだった。
それが、あなたの味変だった。
私は、紅茶につけて、味わった。
スコーンも、紅茶も、美味しくなった。



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