#1179 役のない役。
あなたの役のない役が好き。
今日は、あるイベントの世界大会。
あなたは、日本大会の審査員をしている。
今日は、来賓として参加。
審査員をするより、はるかに気が楽。
というわけではない。
会場に入ると、関係者に挨拶。
自分の席に、すぐ座らない。
会場を、ぐるぐる回る。
会場の見取り図を、身体に入れている。
見物しているのではない。
アリーナと、ステージの階段もチェック。
2階席、3階席を確認。
その姿は、まるでテロを防ぐシークレットサービス。
そう。
あなたは、何かあった時のことを考えている。
何かがあった時。
会場を把握していないと、即、対応することができない。
誰にも、頼まれたわけではない。
頼まれていないからこそ、している。
イベントには、常に不測の事態がつきまとう。
不測の事態には、担当者がいない。
不測の事態だからだ。
あなたは、不測の事態担当。
頼まれていない。
勝手に、引き受けている。
誰もする人がいない係を、引き受けている。
過去にも、不測のトラブルがあった。
その時、席からさっと、立ち上がって、対応した。
誰も、トラブルがあったことに、気づかなかった。
その役は、最初から、あなたの役だと思った。
誰にも、気づかれない。
それが、あなたの美学。
審査員の一人が、気づいた。
「さすがね」
あなたは、にっこり微笑んだ。





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