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#1183 カウンターのシュートのように。

あなたの騒ぎの止め方が好き。
今日は、パーティー。
主催者から、スピーチを頼まれた。
ところが。
パーティーは、何が起こるかわからない。
スピーチの前に、乾杯があった。
通常は、スピーチの後、乾杯。
この日は、逆だった。
しかも、乾杯の後、10分間の歓談タイムがあった。
予想通り、乾杯の後、大賑わいになった。
乾杯だけで、酔うことはない。
でも、気分が、それまでの緊張がほどけて、気分はアルコールモードになる。
それまでの緊張状態から、一気に緩和状態になる。
あちこちで、お酌が始まる。
名刺交換が、始まる。
久しぶりに会う人の歓声が聴こえる。
ビアホール状態になる。
特に、今日は、テンションが高い経営者が多い。
そんな中、あなたのスピーチが始まる。
それでも、あなたは平然。
静かに、話し始める。
次の瞬間、静まり返った。
それまで、肩を抱き合っていた人まで、ステージを振り返った。
スピーチの後。
予備校の経営者が、あなたに話しかけた。
「さすがですね。ひと言で、注目させましたね」
予備校の経営者なので、話の中身よりも、話し方を見ている。
「静かにしてください」とひと言も言っていない。
ただ、みんなが困っているキーワードを言った。
人は、困っているキーワードには、反応する。
そして、最後には、ポジティブで終わる。
みんなが、「よし、頑張ろう」という拍手で終わる。
しかも、短い。
カウンターのシュートのようだった。



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